【南国リゾート風】アジアンテイストな部屋作りを実現するコツ
2024.02.07
公開日:2023.05.10
インテリアコーディネート, インテリアテイスト, おすすめアイテム
今回は、アジアンテイストな部屋作りを実現するコツについて紹介していきます。
バリ島などに代表させる東南アジアの南国リゾート。高級感のある空間や自然素材を使ったナチュラルな色合い。そんなアジアンテイストは日本のお部屋でも取り入れやすいオススメのインテリアスタイルとなっています。
それでは早速見ていきましょう。
アジアンテイストといえば
【南国リゾート風】アジアンテイストな部屋作りを実現するコツ
アジアンテイストといわれてまず思い浮かぶのは、東南アジアのリゾートホテルのような高級感あふれる落ち着いた雰囲気の部屋ではないでしょうか。
オリエンタル感のある家具やエキゾチックな色合いは、自宅にいながら旅先の開放感や非日常を感じさせてくれます。
東南アジアは自然資源が豊かなことから木や竹などの天然素材を使ったインテリアが特徴で、自然の心地よさを感じられるのも魅力です。
南国リゾートのようなリラックス感あるスタイル
代表的なアジアンテイストといえば、南国の楽園「インドネシアのバリ島」や「タイのプーケット」にあるラグジュアリーで洗練されたホテルやヴィラのようなスタイルです。
バリ島やプーケットといえば癒やしを求めて観光に訪れる方も多く、非日常のリラックス感を味わうにはおすすめのインテリアといえます。
熱帯気候ならではの涼しげな素材のアイテムや、豊かな自然資源を利用した家具、エスニックな小物やビビッドな色合いを取り入れるだけでリゾート気分が演出できます。
観葉植物を置くことで、さらに自然の雰囲気を感じられてアジアン感が増すでしょう。
アジアンのイメージが強く、丸みのある大きな葉っぱが特徴のモンステラは、育てやすくて初心者にもオススメです。
アジアンテイストのインテリアの魅力は、のんびりとくつろげる雰囲気にあるので、見た目だけではなく過ごしやすさもポイントです。
手触りのいいファブリックやのんびり寝転べるローソファーなど、使い勝手の良い家具を選んで、居心地の良い部屋作りをしましょう。
アジアンテイストの部屋を作るポイント
【南国リゾート風】アジアンテイストな部屋作りを実現するコツ
アジアンテイストは日本の住居でも取り入れやすいインテリアスタイルなので、ポイントをおさえて上手な部屋の作り方をマスターしましょう。
- 自然素材を使う
- ナチュラルな色合い/アクセントカラー
- 柔らかい光を選ぶ
家具の素材や全体の色合いによって、部屋の雰囲気は大きく変わるので重要なポイントです。非日常をイメージした癒やしの空間には、間接照明などの柔らかい光も欠かせません。
自然素材を使う
アジアンテイストに代表されるのが、木材や植物のツル、竹を用いたアイテムを使ったインテリアです。
東南アジアはチークやマホガニーなどの高級木材が有名で、熱帯気候で育った力強い木の木目や節など、風合いを活かした家具が特徴です。チーク材は使うほどにツヤが出たり、マホガニー材は赤みが美しかったりと木材ごとの魅力にあわせた作りになっています。
シンプルデザインだけではなく、自然の風合いを残しながら彫刻を施した個性あふれる家具も人気です。
ラタンやバンブー、ウォーターヒヤシンスを編み込んで作った家具は、アジアンテイストらしい手作りの温かみ・やわらかさが感じられます。
ファブリックにも、木綿・絹・麻などの自然素材を中心に取り入れることで、よりアジアンテイストの部屋を作れるでしょう。
リゾート感漂うナチュラルラタンソファ/センター
ラタンとアイアンの組み合わせが南国の風を感じさせるリッチなソファ。組み合わせ次第でサイズを自由自在に調整できます。自然素材のナチュラルな雰囲気がお部屋にくつろぎを与えます。
ナチュラルな色合い/アクセントカラー
ベースカラーには、自然をイメージさせるブラウン系がオススメです。
アクセントカラーにはブラウン系とマッチするような、海や森といった自然の景色に溶け込むカラーをプラスしましょう。
木材やラタンなど、自然素材に多いブラウン系をベースにすることで統一感が生まれます。
ブラウンは木や大地といった自然を連想させるカラーで、アジアンテイストとの相性も抜群です。暗めのダークブラウンをベースにすると、さらに高級感のあるインテリアになります。
ブラウンにプラスして、海や木々を連想させる青や緑を取り入れることで、リゾート感がアップした心も体もリラックスできる空間が作れるでしょう。
さらにアジアンの雰囲気をアップさせるなら、オレンジや紫、赤といったオリエンタルな色味を組み合わせるのもいいですね。
ただし、色を多く使ってしまうと統一感がなくごちゃっとした印象になってしまうので、バランスよく取り入れることが重要です。
柔らかい光を選ぶ
リゾート感のある非日常の雰囲気を作るなら、生活感あふれる直接的な光ではなく、柔らかい光を選ぶことも重要です。
柔らかい光とは、間接照明のように天井や壁・床に反射させて空間を照らす光のこと。一つの光で全体を照らすのではなく、複数の照明でやさしく部屋を包み込むイメージです。
柔らかな光で落ち着いた空間を演出することで、リラックス効果も期待できます。
照明の色にもこだわって、南国のリゾートホテルから眺める夕日のような、温かみのある明かりをイメージしたオレンジ系の電球にするのもオススメです。
アジアンテイストをさらにアップするなら、自然素材を使用したランプシェードを取り入れてみるのもいいでしょう。
ラタンやバンブーを編んだシェードからもれる光は、独特な陰影を作ることで大人の雰囲気になります。
部屋に取り入れたいアジアンテイスト
【南国リゾート風】アジアンテイストな部屋作りを実現するコツ
部屋に取り入れやすいアジアンテイストのアイテムをピックアップしました。
家具にアジアンテイストを取り入れることで、ガラッと部屋の雰囲気を変えてくれます。
アジアのリゾート感が好きな人だけではなく、お部屋をリラックスできる空間にしたい人にもオススメです。
リビング/ダイニングと寝室、それぞれにあうアイテムを紹介するので、アジアンテイストな部屋作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。
リビング/ダイニング編
天然木チークのリゾート風ロッキングチェア
ラタン風の網目模様が特徴的な、アジアンテイストにぴったりのロッキングチェアです。座面と背もたれはポリエチレンを編みこんでいるので、長時間座っていても蒸れにくく快適に過ごせます。高級木材のチークを使うことで、時を経るごとにツヤが増して味わい深くなるのも魅力です。
ラタンとパイン材のチェア型ミニチュアプランター/NA
アジアンテイストに欠かせない、ラタンと天然木を組み合わせたミニチュアチェアです。
座面までの高さが20センチとコンパクトなので、飾り台として使用しても邪魔になりません。南国リゾートをイメージした観葉植物を置いたり、アジアン雑貨をディスプレイしたりするのもおしゃれですね。
木の質感を感じるオーク古材のダイニングテーブル(幅160)
天然木の古材を使ったダイニングテーブルは、存在感も抜群でお部屋の中心になってくれるアイテムです。天然木ならではの木目が活かされたデザインは、アジアンリゾートの雰囲気にぴったり。幅160センチと余裕のあるサイズなので、家族や友達とゆったりくつろげます。
寝室編
名画を彷彿とさせるキュビズム風フラワークッション
シンプルな部屋に一瞬でアジアンリゾートの風を運んでくれる個性的なクッションです。草花をモチーフにした大胆な柄は、木の家具や自然素材のファブリックとの相性も良く、チェアやベッドに置くだけでアクセントになります。おもて面には絵画のように細かい細工を施し、うら面は肌触りのいいコットン素材を使用しています。
パイン古材のヴィンテージウッドスツール
天然木のパイン古材を使用したウッドスツールは、木材によって木目や傷跡が異なる個性あふれるアイテムです。スツール以外にもベッドサイドテーブルや、アジアン小物を飾るディスプレイ台としても使えます。モンステラなどリゾート風の観葉植物をおけば、南国のゆったりとした雰囲気を感じさせてくれるでしょう。パイン材は経年変化しやすく、時を経るにつれてビンテージ感が増してツヤのある飴色になるのも魅力です。
まとめ
【南国リゾート風】アジアンテイストな部屋作りを実現するコツ
アジアンテイストな部屋の作り方と、取り入れたいおすすめアイテムについてご紹介しました。
南国リゾートのような高級感あるリラックス空間を作るなら、自然素材やナチュラルな色合い、柔らかい光がポイントです。
アジアンテイストの木材を使ったアイテムは、日本の部屋にも取り入れやすく自然を身近に感じられます。
アジアの雰囲気をもっと感じるなら、ビビッドカラーの小物を取り入れるのもいいですね。
ご紹介した以外にもアジアンテイストにあう、素材や色にこだわったアイテムを豊富に取り扱っているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
PROFILE
高橋優一(36)インテリア系の営業マン/独身/おとめ座/A型
部屋のインテリアにこだわり続けるうちにインテリアデザインに興味を持ち、本格的に学ぶ。
インテリア家具・雑貨を取り扱う秋島良品のサイト運営を行う傍ら、現在はその経験や知識を活かしインテリアに関するコラムを執筆。より多くの人にインテリアの魅力を届けようと日々奮闘中。
部屋のインテリアにこだわり続けるうちにインテリアデザインに興味を持ち、本格的に学ぶ。
インテリア家具・雑貨を取り扱う秋島良品のサイト運営を行う傍ら、現在はその経験や知識を活かしインテリアに関するコラムを執筆。より多くの人にインテリアの魅力を届けようと日々奮闘中。