ただの北欧×和モダンではない!Japandi(ジャパンディ)を徹底解説
2024.02.09
公開日:2023.09.07
インテリアコーディネート, インテリアテイスト, おすすめアイテム
海外で人気のインテリアスタイル「Japandi (ジャパンディ)」をご存知でしょうか?
「聞いたことはあるけれど詳しくは知らない」という方もいるかと思います。
そこで本記事では、Japandi (ジャパンディ)についての特徴や日本と北欧のインテリアの考え方などを解説していきます。
ジャパンディスタイルにおすすめの家具も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ジャパンディとは?
ただの北欧×和モダンではない!Japandi(ジャパンディ)を徹底解説
ジャパンディとは和(Japanese)のデザインと北欧(scandinavian)のデザインが融合したインテリアスタイルのことで、北欧インテリアをベースにしています。シンプルでミニマルなデザインや天然素材、和の要素を取り入れた照明器具などを使用することで落ち着いた部屋を作ることができます。
以下ではジャパンディの特徴と、ジャパンディと和モダンとの違いについて解説します。
ジャパンディの特徴
ジャパンディは、北欧インテリアのシンプルでモダンなデザインをベースに和の要素を取り入れることで独特な雰囲気が生まれます。北欧インテリアはホワイトやグレー、ベージュなどの明るく柔らかな色合いが特徴なので、ここに和の要素として和紙を利用した照明器具や畳や障子などを取り入れるとジャパンディの雰囲気を作ることができるでしょう。
また、北欧でも日本のインテリアでも自然素材の家具が多く使用されるため、自然素材の家具を多く取り入れることが大切です。
日本のインテリアでは開放的な空間が特徴とされるため、物を最小限に抑えてミニマムな空間を作ります。これらがジャパンディの特徴となります。
ジャパンディと和モダンの違い
前述のとおり、ジャパンディは北欧インテリアをベースにして和の要素を取り入れたインテリアスタイルのことをいいます。
和モダンは伝統的な日本の要素をベースにしながら洋風の現代的なデザインを取り入れたスタイルで、和の要素がベースになります。和モダンは和紙や畳、竹、障子など日本の伝統的な素材が多く使用されます。和の雰囲気を演出するために木材や竹、石などの自然素材が多く使用されるのが和モダンです。
また、ジャパンディは北欧インテリアがベースとなっているため、ホワイトやベージュ、グレーなどシンプルな色調が主流で、和モダンは茶色や黒、ダークグレーなどが一般的です。
ジャパンディと和モダンは共通点がありながらも、ベースやアクセントの取り入れ方が異なります。
日本と北欧のインテリアの考え方
ただの北欧×和モダンではない!Japandi(ジャパンディ)を徹底解説
日本と北欧のインテリアの考え方にはどのような違いがあるのでしょうか。
わびさびとヒユッゲ
「わびさび」とは日本の美意識を表現する言葉で「侘び」と「寂び」で意味が異なります。
「侘び」とは、完璧でなくても美しい・楽しもうという意味で、欠点や不完全さが独自の価値を生み出すという視点を持つことを意味します。一方「寂び」とは、見た目が長い時間の経過によって劣化することが、逆に古びた風合いや味わい深さを持ち、経年劣化で感じることができる歴史のことをいいます。
茶道や日本庭園、日本の伝統的な建築などさまざまな文化に影響を与えています。
「ヒュッゲ」とはデンマーク語で「居心地の良い空間」という意味で、暖かい環境や家族・友人とほのぼのとした時間を過ごすなど日常の小さな喜びや幸せを大切にする考え方を表しています。
どちらのインテリアもシンプルで自然な美しさを重視しているといえます。
ジャパンディスタイルにおすすめの家具
ただの北欧×和モダンではない!Japandi(ジャパンディ)を徹底解説
ジャパンディスタイルにおすすめの家具を紹介します。
- 高級感漂うオーク材のローチェスト/BR
- くすみカラーのミッドセンチュリー風ローチェア/YE
- 直線的なシンプルデザインの1人掛ソファ/IV
- 美しいオークの木目で存在感あるサイドチェスト/BR
- アイコン的存在のミッドセンチュリー風ダイニングチェア/GY
高級感漂うオーク材のローチェスト/BR
落ち着いたブラウンカラーのローチェスト。使用されているオーク材は木目の美しさや耐久性などが特徴で、自然の魅力を活かしたインテリアに多用されます。本商品のオーク材の木目も美しく、高級感を感じることができるでしょう。ローチェストなので圧迫感を感じることもないですし、シンプルなデザインなのでどんな部屋のインテリアスタイルにも合わせやすく、ジャパンディスタイルのインテリアにもおすすめです。
引き出しが4つついているため、収納力もあります。また、床とチェストの間に空間があるため通気性も良く、掃除が楽にできる点もポイントです。
くすみカラーのミッドセンチュリー風ローチェア/YE
柔らかな曲線が美しく、インテリアのアクセントとしておすすめしたいミッドセンチュリー風のローチェア。ジャパンディは北欧インテリアがベースのため、ベージュやホワイトが多い部屋になりますが、「アクセントカラーが欲しい」と考える方もいるのではないでしょうか。イエローカラーと特徴的なフォルムは、取り入れるだけで雰囲気が大きく変わります。
また、体を包み込むような背もたれは快適な座り心地を実現しています。置いてあるだけでおしゃれな部屋を演出してくれるので、ぜひ取り入れてみてください。
直線的なシンプルデザインの1人掛ソファ/IV
無駄がないシンプルなデザインのアイボリーカラーのソファです。ミニマルなデザインの部屋にぴったりで清潔感を感じることができます。北欧インテリアや和モダンなどどのインテリアにも合わせやすいデザインなので、ジャパンディにも合うこと間違いないでしょう。
ひとつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
美しいオークの木目で存在感あるサイドチェスト/BR
ソファやベッドの横に置いて使用できます。オーク材は自然の木目や風合いが美しく、見た目でも楽しむことができます。寝室やソファの横に最適なコンパクトサイズで、本や目覚まし時計、アロマディフューザーなどを置いて使用できます。散らかりがちな小物を隠す収納として、本や観葉植物などは見せる収納で存在感を出しましょう。
シンプルなデザインなので、家具選びに悩んでいる方はぜひ使用してみてください。
アイコン的存在のミッドセンチュリー風ダイニングチェア/GY
シンプルなデザインがジャパンディに合うミッドセンチュリー風のダイニングチェア。なめらかな曲線が特徴で、座面や背もたれも個性的なデザインとなっています。カラーはグレーなので、ホワイトがベースとなっている部屋にも木製テーブルにも合わせやすいです。
このダイニングチェアを人数分揃えるとカフェ風なおしゃれな雰囲気を演出することができるので、ぜひ取り入れてみてください。
まとめ
ただの北欧×和モダンではない!Japandi(ジャパンディ)を徹底解説
本記事では、和(日本)のデザインと洋(北欧)のデザインが融合したジャパンディについて紹介しました。
ジャパンディはベージュやホワイト、グレーなどの明るく柔らかな色合いが特徴の北欧インテリアに、和の要素として障子や畳、和紙などを取り入れるとジャパンディの雰囲気を作ることができます。
日本と北欧のインテリアが融合されたジャパンディは、おしゃれな雰囲気を演出しながらも日本のインテリアの良さも感じることができるスタイルです。
今回紹介したアイテムを取り入れることで、ジャパンディスタイルな雰囲気を作ることができるので、ぜひ取り入れてみてください。
PROFILE
高橋優一(36)インテリア系の営業マン/独身/おとめ座/A型
部屋のインテリアにこだわり続けるうちにインテリアデザインに興味を持ち、本格的に学ぶ。
インテリア家具・雑貨を取り扱う秋島良品のサイト運営を行う傍ら、現在はその経験や知識を活かしインテリアに関するコラムを執筆。より多くの人にインテリアの魅力を届けようと日々奮闘中。
部屋のインテリアにこだわり続けるうちにインテリアデザインに興味を持ち、本格的に学ぶ。
インテリア家具・雑貨を取り扱う秋島良品のサイト運営を行う傍ら、現在はその経験や知識を活かしインテリアに関するコラムを執筆。より多くの人にインテリアの魅力を届けようと日々奮闘中。